このあいだ

有楽町マリオンの叙々苑で焼肉を食べながら、

最近買ったPENTAXの8倍双眼鏡で市街を偵察していたんだ。

 

 

 

東京駅のホームで電車を待つ人々、

中華料理屋に入っていく消防士、

ビッグカメラの建物の隙間を巣にしているハト、

オフィスビルの窓際で外を眺めている赤いネクタイのビジネスマン、

猛スピードで走る男

空を舐めるカモメの大群

日本武道館の屋根

新幹線のエリート運転手

 

 

景色の中に、さまざまな存在がフラットに蠢いている。

 

 

東京国際フォーラムを支える巨大な柱から

有楽町駅のホームを歩く女性のバッグにまで、

すべての存在に等しくピントが合っている。

 

 

 

ぼくはその

「すべての存在に等しくピントが合っている」ということに悦楽を覚えた。

 

そのようなものの見方、

双眼鏡のようなものの見方がとても気にいった。

 

キミという存在も

道端に棄てられた煙草の吸殻の存在も

森の中を飛びまわる蜜蜂の存在も

お菓子の袋の切れ端という存在も

 

どの存在の価値もすべて等しい、そんな景色。

 

 

 

そう、

最近描いているドローイングのシリーズがやっと5枚になったの。

ちゃんとスキャンしてきたので、並べてみました。

どうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石井七歩 / Naho Ishii

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