東京に4年ぶりの雪が降り積もった日から、おかしな妄想に取り憑かれるようになった。

街中どこをみても、そこに高さ何百メートルもの雪のような塊がべちゃべちゃと覆い尽くしている光景を想像してしまう。

しかし想像の中のそれは雪ではない。
もっと圧倒的で、粘土のように硬くて、重い塊

きっと大量の人々が死んでしまうが、人々が死んでしまったことすら忘れてしまうくらいの超越的な光景がそこにある。

それは人類にとって永遠に敵わない、この世界のあまりにも巨大すぎるカオスの顕現

人間の理性、社会の秩序、そんな脆弱なものを信じ、
同じ日々を繰り返していると思い込んでいる東京の都市に
雪という灰色の異物が、
都市は自然界のカオスの中にかろうじて建っているに過ぎないということを思い知らせてくれた。

 

いまそういう作品の模型を作っている。
文章では全然しっくりこなかったけれど、声で話した方が良くなった
よかったら話を聞いてください。

 

 

 

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