都会の夜道を歩きながら

ぼくは

その都市の性格を感じる。

 

 

「都市の性格」という表現はおかしいだろうか?

 

 

地形や座標が人間の文化をつくり、

その文化が都市や国家や規律や法をつくり、

これらは複雑な相互関係にあって

それでもはっきりとした輪郭は持たずにぼんやりと存在している。

 

 

 

 

ぼくは真夜中

世界一治安の良い都市、東京を歩きながら、

 

 

もしも紛争地域、

シリアやイラクへ行くことになったら

その都市はどんな雰囲気を纏っているのだろう

その都市はどんな性格のように感じるのだろう、と考える。

 

 

見てみたいという好奇心と

死への恐怖が混在する。

 

野生的な争いのさなかに置かれたとき、人は街をどんなふうに見るのだろう。

 

 

 

 

 

昨日完成したドローイングの場所は東京駅だよ。

 

 

 

石井七歩 / Naho Ishii

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