書いた文章が襲ってくるぞ

ほんの少しのあいだだけnoteで記事を書いてみていた。 しかしシェアが前提のプラットフォームでは、どんなに意識しまいと気を強く持ったところで、どうにもハートと数字にぱちぱちと気が散ってしまう。むろんハー…

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余白のすくない迷路・飛び地のひらめき

小学生のころ、授業中、よく学校のノートに迷路を描いていた。はじめは大胆なスタートを切った迷路も、じわじわとノートが埋められていくうちに描き込める余白を失い、肩身のせまい退屈な道程になってゆく。終盤に差し…

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「知的生産の技術」より

このところ文章を書きはじめると、いたたまれない気分におそわれる。車酔いによって絶景を楽しめなくなるのとおなじで、内蔵の不快感によって書きたいという気分を楽しめなくなってしまうのだ。 とはいえ、親しい友に…

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予想外の漂流

読書というのは食人行為である。 つまりこういうことだ。私は私自身が考案したわけではない見知らぬ誰かの言語をつかい、見知らぬ誰かの言語で考えている。見知らぬホモ・サピエンスたちが数万年をかけて使用してきた…

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