「知的生産の技術」より

このところ文章を書きはじめると、いたたまれない気分におそわれる。車酔いによって絶景を楽しめなくなるのとおなじで、内蔵の不快感によって書きたいという気分を楽しめなくなってしまうのだ。 とはいえ、親しい友に…

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予想外の漂流

読書というのは食人行為である。 つまりこういうことだ。私は私自身が考案したわけではない見知らぬ誰かの言語をつかい、見知らぬ誰かの言語で考えている。見知らぬホモ・サピエンスたちが数万年をかけて使用してきた…

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